Claude Duet の使い方は、ひとことで言えば人にメッセージを送るように頼むことです。公式の製品ページは、プロンプトの書き方や設定はいらないとしています。文字でも音声でも頼めます。
ここでは公式の発表記事・製品ページ・ヘルプの説明をもとに、1日の流れと画面の役割を整理します。当サイトは米国外のため実機に触れておらず、公式の説明だけで書いています。
Claude アプリとの一番の違い
Claude アプリは、こちらが開いて話しかけるのを待ちます。Claude Duet は向こうから来ます。毎朝、対応が必要なことを伝え、メッセージで仕事を受け、終わったときと承認が必要なときに連絡してきます(公式の製品ページ)。
1日の流れ
朝: ブリーフが届く
メールやカレンダーなど、つないであるアプリの中から、その日に大事なことを短く伝えてきます。返信の下書きなど、最初の一手まで進めておくこともあります。
日中: 数時間おきに確かめる
つないだアカウントを数時間おきに確かめ、必要なときだけ連絡してきます。何を、どのくらいの頻度で知らせてほしいかは指示できます。常時ではなく数時間おきなのは、常に見張ると利用上限をすぐ使い切るためです(利用上限の記事)。
いつでも: 仕事を頼む
メッセージで仕事を頼むと、使うアプリと手順、作業量を自分で判断して進めます。自分専用のクラウド上のコンピュータとブラウザで動くので、こちらがスマホやパソコンを閉じても作業は続きます。
画面の役割
| 場所 | 役割 |
|---|---|
| メインのスレッド | やりとりは基本的に1本のスレッドで続く。完了したときと判断が必要なときだけ投稿される |
| チャンネル | 話題ごとに別のチャンネルも作れる。メモリは共有される |
| Tasks タブ | 進行中のタスクと、こちらの入力待ちのものが並ぶ。完了にできるのは利用者だけ |
| Make タブ | 調査のまとめ・財務モデル・スライド・ダッシュボードなど、できあがったファイルが並ぶ |
出典: Claude Duet の公式ヘルプ、公式の製品ページ(画面のイメージでは Chat / Tasks / Make の3つのタブが並ぶ)。
頼み方の例(公式ヘルプより)
公式ヘルプには、頼み方の例として次の3つが載っています(日本語は当サイトの訳)。
- 「受信箱の中で、読まなくていいものを片付けて」
- 「Stripe で未払いの請求書を確かめて、催促のメールを下書きして。送る前に確認する」
- 「午後2時の打ち合わせの前に、この会社についてのまとめを作って」
どれも「何を」「どこまで」が一文で分かる頼み方です。送る・払う・署名する・消すといった操作は、頼んでも実行の前に必ず確認が入ります(承認の仕組み)。
出してくる数字には出典が付く
公式ヘルプによると、Duet は数字やまとめを示すとき、それがどのメール・ファイル・表から来たかを示します。鵜呑みにせず、元の資料に当たって確かめられる作りです。
苦手なこと
- 研究プレビューのため、スレッドを読み違えたり、急ぎかどうかを見誤ったりすることがある
- 確認と確認の間に届いた急ぎの用件を見逃すことがある
- 仕事中心の設計で、チケットの予約のような個人の用事はまだ弱い
- ブラウザの作業画面を見ることも、操作を途中で引き継ぐこともできない
- 使うモデルは選べない(Claude Opus 5.5 が作業に応じて労力を決める)
できること・できないことの全体はこちらの記事にまとめています。